第10回ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞
つぶてソングの集い<復興と希望を歌う>
第11回音楽の架け橋 〜10年の歩み〜


音楽の力を信じて続けてきた「つぶてソングの集い」は震災から11年を迎える今年、東京にて開催します。この11年間、福島の各地や宮城など、被災地で共に歌った音楽を愛する人たちとの大切な思い出を心に、これから年月を重ねても、“決して2011年3月11日の大惨事を風化させてはいけない”という思いを共有する集いになることを願っています。
つぶてソング全12曲、そして新たに誕生した「希望のうた」他を、3つの合唱団と、国内外で活躍するソリストたちが心を込めて演奏します。「つぶてソング」「希望のうた」の作曲者・新実徳英氏と詩人・和合亮一氏の対談もぜひお聞き下さい。

チラシ表
チラシ裏

参加方法:

  • チケットは、チラシに掲載されたQRコードを読み取ってお買い求め下さい。
  • チケット関連の問い合わせは「金澤」(090-2336-7507)までお願いします。
  • 一般の問い合わせは問い合わせは「伊藤」(090-1663-9536)までお願いします。

「つぶてソングの集い」プロジェクト

つぶてソングの集い

東日本大震災のあとに、福島在住の詩人・和合亮一氏がツイッターで書かれた「詩の礫」に心を動かされた新実徳英氏が作曲した「つぶてソング」。私たちは新実氏の指揮のもと、参加者が声を合わせて「つぶてソング」を歌うことを通して、人間の心の深遠にある思いを共有し共感し合い、震災や原発問題で傷ついた東日本にエールを送りたいと思います。
また被災地においても、新実氏とともに「つぶてソング」を歌い合うことが復興への歩みに向けての元気の源になることを願っています。

つぶてソング(全12曲)
作詞:和合亮一 作曲:新実徳英
曲名
第1巻・・・あなたはどこに/フルサト/放射能
第2巻・・・燃え上がろう/許せるかあなたは/誰もいない福島
第3巻・・・なぜ生きる/ 涙が泣いている/失うことは悲しい
第4巻・・・ 夢があるのなら/街を返せ/重なり合う手と手

メッセージ

2011年3月11日の震災は、未曾有の災害を東日本にもたらしました。私は7月2、3、4日と、石巻、気仙沼、志津川漁港などを回ってきました。まさしく大惨事でした。瓦礫の下には幾千、幾万の生命とその悲鳴が埋まっている。そう思うと言葉もありませんでした。「無念の死を受け入れたたくさんの私たち」(和合亮一)のために鎮魂の祈りを、これから生きていく人たちに寄せるエールを「つぶてソング」を皆で歌って伝えようではありませんか。今できることを今する、まずはそこから始めようと思うのです。東日本の皆さんのことをいつも思っています。そのことを伝えたいのです。高らかに歌い合いましょう! それが、やがていろいろな支援の形となって広がっていくのを心より願っています。(新実徳英)