つぶてソングの集いスペシャル 〜復興と希望を歌う〜 第10回音楽の架け橋 レポート


実施日時

2021年4月18日(日)14:00開演

実施場所

ふくしん夢の音楽堂(福島市音楽堂)大ホール

プログラム

  • つぶてソング全12曲(詩:和合亮一/作曲:新実徳英)
  • <つぶてソングの集い>第10回記念歌「希望のうた」(詩:和合亮一/作曲:新実徳英)
  • <ヴァイオリンソングブック>より(作曲:新実徳英)


2020年4月5日に予定されていた第10回「つぶてソングの集い」は、新型コロナ感染拡大の影響によって開催を断念しました。本年も引き続きコロナ禍により、合唱人たちが会場に集う願いは叶わず、第10回「つぶてソングの集い」記念歌《希望のうた》の初演は、東京・杉並公会堂にて、3月22日に収録してビデオレターとして福島での本番当日に上映しました。


オープニング演奏:小林美恵(Vn)、永井由比(Fl)、村田厚生(Tb)、
浜中康子(Pf)、新実徳英(指揮)

井上由紀(Sop)、松井康司(Bar)

合唱(松原混声合唱団/いらか会&男声合唱団TOKEI)、器楽アンサンブル(桐朋学園芸術短期大学の学生+助演者)の総勢約100名が、安全対策をとった上で新実氏の指揮で演奏しました。杉並公会堂での収録は、ステージ上で距離をとって器楽アンサンブル、客席5列目以降に席を空けて並んで合唱団(マスク着用)、この両者が視界に入る位置で、新実氏が指揮をするという状況は、音楽のアンサンブルとしては極めて難しいシチュエーションでしたが、「希望」というメッセージがこめられた感動的な新曲の初演となり、福島でのビデオレター上映後は、会場全体が温かく大きな拍手に包まれました。


新実徳英(歌)、浜中康子(Pf)

波多野睦美(M-Sop)

今回初めて合唱という形態ではなく、プロのソリストたちによる「つぶてソング」「ヴァイオリン・ソングブック」が演奏され、来場者に静かに奥深く伝わるコンサートになりました。そして「つぶてソング」の作者である詩人・和合亮一氏と作曲家・新実徳英氏による対談が、朝岡聡氏による司会進行で行われ、つぶてソングと歩んだ震災からの10年を振り返り、歌い続けていく意味について考える機会になりました。対談に先立って、新実氏ご自身が第1曲《あなたはどこに》を独唱されました。とても自然で美しい歌声に合わせてピアノを弾く間、集いを開催してきた福島各地の風景や、この10年間につぶてソングを通して知り合い、共に音楽の時を過ごした友人たちの顔が走馬灯のように浮かんできました。


ビデオレター上映

対談:新実×和合、朝岡 聡(司会)

最後に、出演者全員に、F.M.C.混声合唱団(福島)の高野洋子さんも加わって《希望のうた》を演奏しました。この集いを、素晴らしいプロのソリストたちが支えて下さいました。井上由紀さん(Sop.)、波多野睦美さん(M-Sop.)、松井康司さん(Br.)、小林美恵さん(Vn.)、永井由比さん(Fl.)、村田厚生さん(Tb.)、鷹羽弘晃さん(Pf.)。


小林美恵(Vn)、鷹羽弘晃(Pf)

《希望のうた》、朗読:和合亮一

福島も、コロナ禍の状況の中で、福島市に限らず会津や南相馬からの来場者もあり、後日現地スタッフから「行ってよかった」「演奏にも集いの趣旨にも感動した」という言葉を伝えて頂き、とてもありがたく嬉しい思いとともに聞かせて頂きました。


《希望のうた》出演者全員

「全プログラムを終えて」

後日、以下の新聞・雑誌に記事が掲載されました。

  • 福島民報
  • 福島民友
  • 河北新聞
  • 東京新聞
  • 毎日新聞
  • 北國新聞
  • 神戸新聞
  • 西日本新聞
  • 新潟日報
  • 教育音楽(小学版/中学高校版)6月号、音楽之友社

(文責 浜中康子)