新実 徳英(にいみ・とくひで)作曲家
東京大学工学部卒業。東京藝術大学作曲科卒業、同大学修了。オペラ《白鳥》や多くの管弦楽曲で国際的な評価を受けるとともに、詩人・谷川雁との共作《白いうた 青いうた》、詩人・和合亮一の『詩の礫』による《つぶてソング》など、常に話題作を発表。2018年2月ニューヨークにて、震災の犠牲者をはじめ太平洋戦争中の死者やテロの犠牲者に思いを馳せ、「不条理な死」をテーマにしたピアノ五重奏曲“魂の形”を初演。最近の著書『A.E.あるいは希望をうたうこと』(ARTES 2016)。「つぶてソングの集い」プロジェクト顧問。
和合 亮一(わごう・りょういち)詩人
詩人。中原中也賞、晩翠賞などを受賞。2011年、東日本大震災直後の福島からTwitterで連作詩『詩の礫』を発表し続け、同年5月、オランダのコンセルヘボウに招致、朗読にて福島の想いを発信した。「つぶてソング」など合唱曲の作詞多数。2017年にフランスより第一回ニュンク・レビュー・ポエトリー賞を受賞。フランスでの詩集賞の受賞は日本文壇史上初となり、国内外で話題を集めた。
浜中 康子(はまなか・やすこ) ピアノ
桐朋学園大学ピアノ科卒業。東京藝術大学大学院修了。 中山靖子にピアノを師事、W.ヒルトン、E.カンピアヌ両氏のもとでバロックダンスを学ぶ。 著書『栄華のバロックダンス ―舞踏譜に舞曲のルーツを求めて―』、DVD『宮廷の華/バロックダンスへの招待I、II』(いずれも音楽之友社)。 平成12年度文化庁派遣芸術家在外研修員として渡米。 現在、国立音楽大学、桐朋学園芸術短期大学、東京学芸大学、放送大学講師。東京バロックダンス研究会(Tokyo BDS)主宰 https://www.baroquedance.jp 「つぶてソングの集い」プロジェクト代表。